その日まで。

人生はいつか終わる。そのいつかがくる、その日まで。ワーママになりました。

蒼穹の昴

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)


大学生になるために1年間浪人した時、私は世界史が好きだった。
その時の恩師の影響で世の中の様々なものに興味を持ったし、
自分の思想を築き始めたのも、この頃だったと思う。


特に中国史が好きだった。
知ることはとても楽しかったけれど、点数をとるのは得意とは言えなかった。

蒼穹の昴は、中国の清の時代の一部を描いた小説で
主人公こそフィクションだが、皇帝や出来事などは
史上のものと重なっている。


読み始めた時、よくわからなくて
とりあえずページを進めるだけだったけれど
半分を過ぎたあたりから一気に読み進めることができた。


登場人物はみんな魅力的で
ストーリーも十分面白い。

世界史を、中国史を勉強したくなるような本でした。