蒼穹の昴
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/10/15
- メディア: 文庫
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大学生になるために1年間浪人した時、私は世界史が好きだった。
その時の恩師の影響で世の中の様々なものに興味を持ったし、
自分の思想を築き始めたのも、この頃だったと思う。
特に中国史が好きだった。
知ることはとても楽しかったけれど、点数をとるのは得意とは言えなかった。
蒼穹の昴は、中国の清の時代の一部を描いた小説で
主人公こそフィクションだが、皇帝や出来事などは
史上のものと重なっている。
読み始めた時、よくわからなくて
とりあえずページを進めるだけだったけれど
半分を過ぎたあたりから一気に読み進めることができた。
登場人物はみんな魅力的で
ストーリーも十分面白い。
世界史を、中国史を勉強したくなるような本でした。