『年収150万円で 僕らは自由に 生きていく』
こんばんわ。
バイトから帰宅しました。
日曜日は早く上がれるのでうれしいです。
さて先日イケダハヤトさんの『年収150万円で 僕らは自由に 生きていく』を読みました。
星海社から出版です。2012.11.21だから最近ですね。
余談ですけどこの星海社って新しい会社ですかね?
最近よく見ます。
自己啓発系の本が多いように見受けられますが。要チェックです。
この本、まとめると・・・
これからは今までの働き方や生き方を疑い、自分らしく生きていく人が増える。
(毎日電車に揺られ残業ばかりの仕事。かえっても家族の時間ももてず、週末だけを楽しみに生きる?→仕事以外を大切に生きていく人が増える。)
そういう人たちは必ずしもお金持ちではない。むしろ貧乏である。
(極端に言えば年収が150万円でも独身なら暮らしていける。→そのために、つながる方法がたくさんできてきている EX.ルームシェア)
しかし、彼らは仕事に縛られることはないので
考え方次第で生活は今よりも豊かになる。
といった感じ。
著者のイケダハヤトさんは、プロブロガーで年収300万くらいらしい。
奥さんは正社員で働いているから、実際は300万+うん百万だからかなり豊かだよね。
節約についても触れられてるけど、あんまり信用できないよね。
◎共感できたところ
・今の日本人の働き方への疑問について
→確かに、私もいやだなって思う。
仕事が終わってから恋人と一緒にすごしたり、友達と飲んだり
本読んだり、したい。
毎日朝の満員電車に乗るのもいやーーー
残業もいやーーーー
・大学の価値が下がる
→もう、本当にその通り。
大学生活4年間400万円は貴族の買い物です。
とくに、私大文系は就職に役に立つスキルは何一つ身につかない。
ただし理系は別だと思う。
資源のない日本で、科学技術は重要な産業。
これから理系を志望する人は増えていくのではないかしら。
でも、わざわざ文系を選ぶのは法学系とか単純に学問をやりたい人。
つまり昔みたいに、大学へ進むのはほんの十数%とかになっていくのかな。
・自由なコミュニティ
→すでに若い人の多くは属しているのではないかね。
ツイッターとかFBとか。
mixiは最近あまり使われないように思うけれど?
自分の趣味のコミュニティにいつでも、好きなように関われる。
素敵なことだと思う。
◎疑問に思うこと
・ルームシェアなど、自己のメディア化
→私はわりと内向的な性格だから、絶対むり!
同棲なら可能だけれど、知らない人とひとつ屋根の下には抵抗しかない。
すぐイラっとしちゃうし、お金はかからないかもしれないけど
そこはお金で買いたい、人の自由な空間。
”お金をかけず、つながりができてプラスなことばかり!”
と謳っている、様々なコンテンツが本の中で紹介されているけど
私は、単純にコワイナーって思う。
見ず知らずに人に、そんなオープンになれないし、リスクはつきまとう。
・150万円で自由になること
非正規雇用者が増え、正社員はある意味ブランド化している。
みんなで、正社員というパイを奪い合う。
やはり、正社員の魅力は福利厚生とかなのかなと思う。
今は若いから、非正規雇用でも、生活していければいい。
でも、いつ働けなくなるかわからないじゃない。
そんなとき、フリーターならすぐに収入はとぎれる。
そしたら生きていけないじゃない?
単純にそれが一番怖い。
イケダハヤトさんは、それさえも”つながり”で克服していけると言っている。
だけど、つながりってそんなに深いものなの?
そんなに強固なものなの?
人間、助け合いの精神は大切です。
でも、簡単にそれを信頼できない。
だから、私は正社員になりたいなあーーーって思うのです。
フリーランスも憧れますけどね。
本当は、自分の名前で仕事したいなって思うんだけどね。
生きるって、ムズカシイネ。