レミゼラブル
ヴィクトル・ユゴー原作のレミゼラブルのDVDが届いたので観ました。
映画館でも一度観たのですが、二度目に見ると新しい発見もあります。
映画館で観たとき。
「泣ける」と聞いていたのですが、私は全く泣けませんでした。
一緒に行った人も泣いてなかったです。
それよりも、疑問がたくさんあったんですね。
ユゴーの原作を知らなかったので。映画内での展開も早いですし。
疑問とは・・・
①バルジャンのコゼットに対する愛が芽生える速さが異常。
②コゼットとマリウスの恋愛展開描写が少ない・・・
③ジャベールはなぜ自殺したのか?
④テルナルディエ夫妻は娘が死んでいるのにマリウスの結婚式にでてるのなぜか?
⑤エンディングはいったいなんなのか?
わたしには、たくさんのことが早く通り過ぎてしまっていて
解釈を深めることができなかったのです。
そして、二回目、観ました。
これは、たくさんの愛の物語なのですね。
愛はどの時代、どの国にも普遍的に存在します。
人々の生活は、様々です。
特に庶民は、苦しい生活を強いられる人も多くいます。
その中でも、誰かを愛するということは共通している。
愛する人を守る、ということの尊さ。難しさ。素晴らしさ。
私も、愛する人を守れたらいいなあ。
誰かを許して、誰かのために生きる
そんな人生を送りたいです。
人の命って、すごく小さい。
一生のうちにかかわれる人の数は限られている。
その中で、私を愛してくれる人や、私が愛する人をどうかたくさんつくりたい。
死ぬときに、苦しみから放たれて、安らかに眠りたい。
死ぬために、生きるんだなあ、と。
バルジャンは、映画の中で何度も
「Who am I ?」と、自問しています。
これって、すごく哲学的だと思います。
自分とはどういう存在なのか?
死んでも、わからないじゃないですか。
子どもを残して死んだフォンテーヌ。
革命の中で死んでいった学生たち。
そして、バルジャン。
最後のエピローグで、その魂が戻ってくる。民衆の歌として。
Do you here the people sing?
Lost in the valley of the night?
It is the music of a people who the climbing to the light.
For the wretched of the earth there is a flame that never dies,
Even the darknest night will end and sun will rise.
Tomorrow comes!!!!!!!!!
アマンダ・セイフライドかわいすぎます。
以上。